2016年度 役員体制 
役職名 氏     名 ふ り が な 産別名
委員長 大 橋 由紀子 おおはし ゆきこ 神教協
副委員長 松 前 夏 織 まつまえ かおり 自治労
事務局長 林   光 代 はやし  みつよ 電力総連
事務局次長 小 林 智恵子 こばやし ちえこ 全駐労
幹   事 岡 村 真 美 おかむら まみ 電機連合
鈴 木 さやか すずき  さやか 自動車総連
小 嶋 伸 二 こじま  しんじ UAゼンセン
外 山 和 美 とやま  かずみ JAM神奈川
成 田 恭 子 なりた きょうこ 神教協
村 木 徹 子 むらき  てつこ 基幹労連
佐 藤 世里加 さとう  せりか JP労組
秋 山 希 望 あきやま のぞみ JEC連合
今 村 紀 子 いまむら のりこ 情報労連
磯 崎 律 子 いそざき りつこ 運輸労連
前 田 裕 貴 まえだ  ゆうき 全水道
古 家 真 紀 ふるや  まき ヘルスケア労協
石 井 八重子 いしい  やえこ 全印刷
橋 本 恵梨子 はしもと えりこ 政労連
活動方針
◆社会(社会システム) 
男女平等社会実現に向けての施策を推進します

  1. 男女共同参画社会基本法に基づき、地方自治体における条例の制定、および行動計画策定の推進に向け取り組みます。神奈川県内においては、県をはじめ、条例化された各地方自治体に対して、実効性の検証や意見提起を行い、すべての自治体での条例化に向けた各種活動に取り組みます。
  2. 2020年までに社会のあらゆる分野に女性が占める割合を30%程度になるよう働きかけます。
  3. ジェンダー・ハラスメントの課題については、社会制度・慣行等についての意識啓発に取り組み、あらゆる場面で、ジェンダー・ハラスメントの払拭に取り組みます。
  4. 性別を問わず、誰もが自己実現の可能な社会システムを確立するために、男女役割分業意識と慣習を温存する民法などの法律の改正を働きかけます。
  5. DV(ドメスティック・バイオレンス)や子どもへの虐待問題について、その根絶に向けて取り組みます。
  6. 就業形態に関わらずディーセント・ワークの実現に向け取り組みます。
  7. どのような働き方を選択しても、同一価値労働・同一賃金の原則に基づき不利益を破ることの無いような労働環境の実現に向け取り組みます。
  8. 社会的格差の拡大、貧困の連鎖の拡大を進めないよう取り組むとともに、関係各所に対策を働きかけます。
  9. 性的搾取を許さない社会風土をつくるため、性の商品化、暴力表現等に対する新たなメディア対策を講じるよう関係機関に働きかけます。
  10. 「かながわ性犯罪・性暴力ホットライン」の機能を更に強化し、性暴力被害者救援体制のさらなる充実と整備について積極的に取り組むよう、関係機関に働きかけます。
 ◆職場(雇用)・家庭・地域社会
雇用の分野における男女の均等な機会と待遇の確保、女性も男性も仕事と生活を両立し、働き続けられる環境整備を進めます

  1. 「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」を、実質的な男女の格差解消、均等な機会と待遇の確保、価値観・ライフスタイルに応じた多様な働き方の選択、女性の能力発揮に資するものとするため、状況把握・事業主行動計画の策定、実施に積極的に関わります。
  2. 育児や介護を理由に離職することなく働き続けられるよう求めるとともに、男性の育児休業の取得促進に向け、個々の意識改革に取り組みます。
  3. 性別により差別されることなく充実した職業生活を営むことができるよう、「改正男女雇用機会均等法令」を踏まえ、雇用環境整備に向けた取り組みを進めます。
  4. 働きやすく働き続けられる職場環境の維持確保のため、パワハラ、セクハラ、マタハラなど、あらゆるハラスメントの防止と解決に向け、相談・学習活動の必要性を周知するとともに、相談窓口の設置を働きかけます。
  5. 非正規労働者の処遇について、希望による無期雇用への転換や、正社員との均等待遇を求めます。
  6. 家庭内労働のあり方に着目し、ワーク・ライフ・バランス社会の実現をめざし、職場や地域社会の環境整備に取り組みます。
  7. 次世代育成対策推進法に基づく事業主行動計画を実効あるものとするよう、労働組合として意見反映するように働きかけます。
 ◆労働組合
女性の参画推進で労働組合の新しいニーズを把握し、その担い手を育てます

  1. 連合第4次・連合神奈川第3次男女平等参画推進計画の策定を踏まえ、男女平等参画推進委員会と連携し、連合統一目標に向けた数値目標の実現に対し、積極的な取り組みを進めます。
  2. パートタイム・派遣・契約等、非正規労働者として就労している多くの女性たちの現状を把握し、公正なワークルールづくりと組織化を進めるよう働きかけます。
  3. 誰もが生活しやすい神奈川になるよう、政治と生活の関わりについて理解を深める取り組みを進めていきます。

《連合統一目標》

  • 働きがいのある人間らしい仕事(ディーセント・ワーク)の実現と女性の活躍の促進
  • 仕事と生活の調和
  • 多様な仲間の結集と労働運動の活性化

《数値目標》

  • 2015年までに運動方針に男女平等参画推進と「3つの目標」の取り組みを明記している組織を100%
  • 2017年までに女性役員を選出している組織を100%
  • 2020年までに連合の役員・機関会議の女性参画率を30%
 ◆連合神奈川女性委員会
すべての女性労働者とともに活動を展開します

  1. 産別・職種・働き方を超えた女性のネットワークづくりに取り組み、その中核としての役割を担います。また、女性運動の情報・活動の発信源として、機関紙「エルかながわ」等を活用した情報の共有化を図ります。
  2. 連合神奈川の政策・制度要求の取り組みに積極的に参画し、諸課題に対して男女平等の視点から意見反映を行います。
  3. 連合神奈川男女平等参画推進委員会と連携し、政策の具現化とその前進をめざします。
  4. 各産別から選出された幹事役員による定例幹事会を開催します。幹事会では、職場の諸問題や社会制度等について、具体的活動の企画・実践を行い、女性委員会の活動をすべての女性に拡げて諸課題の解決を図ります。
  5. 女性の連合神奈川大会議長等への選出や、大会・中央委員会への女性の参画を積極的に進めます。
  6. 第24回参議院選挙をはじめ、来たるべき選挙については、連合神奈川の推薦候補の必勝に向け、積極的に取り組みます